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respectohadano

臨時会のご報告

5月1日に行われた臨時会。

コロナ関連の補正予算の承認が主な議題でした。

その中で僕は二つほど反対を。


「議員報酬7%カットについて」

コロナ危機への支援ということらしいのですが、、、

議員報酬7%減額を来年の3月31日まで。

月額だと約44万円→約41万円。総額約1,200万円。

これだと自己満足、パフォーマンスに過ぎない。

一番問題なのは一般市民と議会との"温度差"。

今回の影響で商売をやられている方は7%どころではなく

3割、4割、5割以上の減収なのではないでしょうか?


提出者からの説明はあくまで財源としての支援という話だったので

僕は給与カットを7%→30%にして、総額約1,200万円→総額約6,000万円程度

支援にするべきなのではないかと提案。

しかも、この機に及んで、6月にボーナス(7%カット、約115万円→約107万円)

まで支給されるわけだから、僕はやるんだったら7%→30%。

30%以上だったら賛成。


話は少しややこしくなるのですが、、、


僕は元々、議員報酬をカットするみたいな風潮には反対です。

なぜなら総額約1,200万円を集めたところで、そのお金が具体的に何に使われるのかもよくわからず、他の財源としてただ消化されていくだけの様な気がするから。

それよりはむしろ、議員本来の仕事を全うするべきという考えです。

その方がより大きなお金を動かせる可能性がある。


今回で言えば、秦野市の独自のコロナ支援策、約1,3億円。県の家賃補助に上乗せする形での支援が決まりました。秦野市の貯金(財政調整基金)は約30億円。秦野市の財政調整基金は県内他市と比べると一人当たりの金額が1.6万円と下から5番目に少ない。しかし、ないものをいくら嘆いていても現状は変わらない。まずは、よそばかりを気にするのではなく自分たちのできることにもっと集中するべきなのではないか?


「ぶっちゃけ、いくらまで出せるのか?」

「いくらまでなら貯金を切り崩してコロナ支援に充てることができるのか?」

を最初に話し合うべき。そういう具体的な議論がこの議会では全くできない、、、

もちろん質問はしたけれど、具合的な回答は得られず、、、


市民への説明だってもっとオープンにしたらいい。台所事情も明かした上で

「うちにはこれぐらいの貯金しかないのだから、このぐらまでしか出せない」

という会話がなぜ市民との間に成立しないのか?


今回のコロナ危機が未曾有の危機であるという認識は皆さんあるわけだから

「最大限の支援をする」という点において異論のある人はいない。


議会には予算を承認する議決権があります。

今回の補正予算で決まったコロナ対策約1,3億円を議会としてもっと拡大するよう求めることだってできる。その規模を10億円、15億円にでもできる力が本来、我々(議会)にはあるという認識すら今の「Noと言えない秦野市議会」にはない。


その結果、いつも通りに議案はスルーされていく、、、

この件(補正予算)に関してもほぼ全会一致での承認が決まりました。


今回の7%議員報酬カットは、各会派の代表者が集まる代表者会議で決定されたものです。

無所属議員はこの件について、事前に意見を言う場は一切なかった。


僕は本来の仕事自体も忘れかけている議員たちの決めたヘッドスライディング(自己満足的

パフォーマンス)に一緒に付き合わされるのが嫌なのです。











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