浜松市における下水道事業への運営委託(※コンセッション)方式導入について
コンセッションとは、国や自治体が土地や建物などの所有権を保有したまま公共のインフラの運営権を一定期間、民間企業に売却すること。
コンセッション方式導入の主な理由は、市職員の増員数抑制やコスト削減など。
スキーム図は添付写真参照。
導入の効果としては、行政のスリム化や運営権対価(25億円)の獲得。維持管理と改築の一体管理や20年間の長期契約によるメリットが大きい。
説明の後、実際に施設を見学して、汚水の処理工程を学ぶ。
消費電力量が莫大 → 一日の電気代が150万円前後
汚泥を分離→濃縮→焼却
焼却灰にはリンが含まれており、その一部を肥料として利活用。
世界的なリン資源の需要と価格が不安定の中で、日本にはリン資源が存在せず、100%を輸入に依存。今後の課題は、し尿・浄化槽汚泥からのリン回収とその利活用方法。
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