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respectohadano

TBS「報道特集」

本日放送のTBS「報道特集」で紹介されております。


番組自体は17:30からですが、「地方選への立候補者不足問題」のVTRは17:45すぎからになり、僕の出演部は18:00すぎになると思います。


昨夜の「NEWS23」の放送ですが、「諸般の事情でオンエアがなくなってしまいました。大変申し訳ありません。」と担当のディレクターから連絡がありました。Nスタ放送分がウェブにアップされたのでリンクを添付します。

(再生時間:1分50秒過ぎ〜)


統一地方選挙を前に、最近マスコミの取材依頼が殺到している。しかし、自分の思いや考えを正確に視聴者に伝えるのは、取材する側の「諸事情」に相当部分左右されてしまう。


「諸事情」とは、記者やディレクターの取材対象に対する熱意や興味関心や誠実さのようなものだったり、それをアウトプットするための番組の尺(時間の長さ)だったりする。


「日本のマスコミはくだらない」


と不信感を募らせている人は僕を含め多い。しかし、中にはプロ意識をしっかり持って、取材に来る記者も、少数だが存在する。それは少し会話をすればすぐにわかる。


ブラジルにいた時、生活費を稼ぐために、日本からの取材のコーディネートの仕事をよくしていた。しかし、わざわざブラジルにまで来ても、実際に目の前で起こっていることを見ようともせず、既に決まっている答えのピース探しをするような記者を、正直あまり信用する気にはなれなかった。


例えばリオのスラム街のサッカー少年の取材。皆がネイマールに憧れ、プロのサッカー選手を目指し、貧困から抜け出す手段として、サッカーをストイックにやっているというような既に出来上がった”物語”を探しにくる。しかし、現実にはサッカーに興味もなく、サッカーが下手なブラジル人もたくさんいるのだ。


番組の「尺」が短いと、両面を伝えることができず、片面だけのステレオタイプの情報だけが報道されてしまうことになってしまう。


若者のテレビ離れが進んでいると言われているが、未だその影響力は大きく、気をつけなければならない、、、と一人勝手に危機感を募らせている。


なんだか話がうまくまとまらないが、今自分がとても大切にしていることや本気で変えようとしていることを、安っぽい言葉で語られてしまうことは、とても嫌だし、伝える努力をもっとしなければと思うが、テレビは生放送じゃない限り、正確に伝える努力など出来っこない。できるのはディレクターや記者を信じるのみといった受け身の姿勢が、マスコミの取材を好きになれない最大の理由だ。


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