3月15日(水)伊藤大輔一般質問
時間:午前10時〜
場所:秦野市役所5F本会議場
動画:議会中継
「保育所の利用環境の改善について」
①不適切保育の未然防止について
②保育士の配置基準について
③紙おむつの持ち帰り問題について
④0歳から2歳の保育料の値上げについて
(概要)
労働とは何か?といえば、ケアリング(care)。
例えば、タクシーの運転手は、急いでいる人、他に交通手段がなくて困っている人
を運ぶために仕事をしている。
労働というものが、生まれたプロセスを考えれば、他者をケアすることこそが
労働の本質。
コロナ危機において明らかになったのは、エッセンシャルワーカーといわれる
人たちの仕事はすべてケアリングであるということ。
医師や看護師だけではなく、トラックを走らせて商品を運ぶ人やその商品を店頭に
並べる人。彼らこそが他の人たちの命を支えている。
保育士も、まだ生まれて間もない大切な命を預かる、きわめて重要な
エッセンシャルワーカー。
こうした労働の本質そのものを、我々は回復させなければならない。
いつからか、働くことはお金を稼ぐことと直結して考えられるように
なってしまった。
もちろん、それも嘘ではないけれど、本当でもない。
お金を稼ぐだけではなく、人は仕事を通して、自己の内面を育て上げていく。
自己実現を図っていく。
そういう面が働くことの中になければ、人は生きてはいけないはず。死んでいるのも同然。
政治家だって同じです。
保育士の方だって、「子どもにこういう保育をしてあげたい」という「質」へのこだわりがあるはずで、そういう保育士の気持ちをくむことが一番大切。
だからこそ、我々は保育士が子どもたちにきちんと「ゆとり」を持って接することができるような、配置基準をしっかりと考えなければならないのです。
Kommentit