昨日、6月議会が開会しました。会期は6月21日(火)まで。今回は議案4件、報告7件、陳情4件を審査します。「民主主義は陳情から」市民の方で市政について、ご意見ある方はドシドシご提出ください。我々議員があなたのご意見に賛成・反対など誠意を持って、意見を述べさせて頂きます。また、各議員の意見を傍聴しに議会へ足をお運びください。議会の活性化に繋がります。今回提出された3の補聴器購入に公的助成を市へ求める陳情書については、陳情者が、審議される文教・福祉委員会に所属するほぼ全ての議員に説明にまわるなど、力の入れようがすごいと感心させられました。こうすることで、ただ黙ってなんとなく、周りの雰囲気で賛成や反対をしていた議員は自分の意見を求められることになる。公の場で、自分の意見をしっかり述べることが我々議員の仕事だと思います。しかし、実際は会議録が記録されていない休憩中やいわゆる「根回し」などによって結論が決まってしまう場合も多々あります。大切なのは、議論の中身です。2の「シルバー人材センターへの支援について国に意見書提出を求める陳情」の審議にあたっては、インボイス制度の理解が不可欠。実際に傍聴に来られて、議論の程度やレベルを判断してもらうことが、秦野市議会のレベルアップや緊張感へも繋がります。
まずは市民が各議員の意見に耳を傾ける。実際のプレーを見ることで、議論のレベルは自ずと上がる。そうなれば議場以外でのパフォーマンスに惑わされず、実際のプレーの内容で議員を選ぶようになる。ブラジルサッカーが強いのは国民が一人一人のプレーを「ああでもない、こうでもない」とよく観察しているため。
【令和4年6月議会で受理された陳情一覧表】
1、神奈川県の最低賃金額審議に関する陳情
2、シルバー人材センターへの支援について国に意見書提出を求める陳情
3、加齢性難聴者の補聴器購入に公的助成を市へ求める陳情書
4、子どもたちに豊かな学びを保障するために、教職員定数改善と教育予算の増額、義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める陳情
なお、2については、議会局から下記のような連絡をもらっております。
市議会議員 伊藤 様
今回の加齢性難聴者への補聴器公的助成を求める陳情について、類似する陳情が前回の審査から半年で提出されたため、正副委員長において執行部に状況の確認をしていただいたところ、半年前と大きく状況が変わっていない(国の調査は以前なされていない)とのことでした。
このため、執行部からの説明が前回と変わらないことから、負担を最小限に抑えるため、執行部の出席を求めないとのことですので、あらかじめご承知おきください。
※令和2年9月の環境都市常任委員会でも同じパターンの事例があります。
秦野市議会議会局議事政策課
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